優れたエンジニアとして、グランプリの住人として活躍していた
マリオ・ガレオッティが病との戦いに敗れてお亡くなりになりました。
http://www.motosprint.it/motomondiale/2010/08/06-3021/Il+mondo+dei+GP+piange+Mario+Galeotti

 カピロッシ、ビアッジ、ポッジャーリなどと傑作バイクをサーキットで
走らせ、タイトルを獲得したマリオ・ガレオッティですが、私にとっては
気のいい親父であり、ある意味、色々なことを教えてくれる先生でした。

 イタリア選手権のウンブリアに行った時に『お前、こんなところにも
来るんか。』と言いながら、私の肩を抱き、うだうだ話したこと。

 デルビのマシンに関して、答えにくい質問に答えてくれたこと。

 エロトークを続けて、笑いにあふれた時を過ごしたこと。

 あの時のような空気感を感じることができないというのは実にさみしいことです。

 彼はいなくなりましたが、彼の功績や記録というのは残り続けます。

 サーキットの住人が彼の冥福を祈りながら、彼が関わったレースについて
世界中で語り合うことでしょう。

 

 

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