サブカルチャー、反体制、AV批評など様々な顔を持つ本橋信宏氏の新作を
読みました。

まぁ、あの時代の疾走感やビデオ安売り王や高橋がなり氏がセルビデオ業界に
参入したあたりの新しい動きなどを改めて理解できましたね。

業界関係者と近い関係であった彼でないと書けない作品であるのは間違い
ありません。

そして、レンタルビデオ、衛星放送という有料性のシステムというのは
三つのS(sport screen and sex)というソフトによって成り立っている
ことを改めて実感します。

人の欲望の深さと家電業界の成長と開発というものが重なり、溶け合う。
それが時代性と共に鮮やかに浮かび上がります。

今の本橋信宏氏は吉田豪氏と共に私にとって大変気になる存在です。


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