先週末はMotoGPのスペインとイタリア選手権のモンツァがありました。
そして、今週はスーパーバイクのモンツァが開催されます。
勝てる能力のあるライダーがたくさんいて、アプリリアの好調とBMWの
戦闘力アップを感じて、果たして何が生まれるのか楽しみなロンバルディア
州のサーキットでのレースですね。

オランダのアッセンでは、車体を大きく見直したというホンダのCBR1000を
駆るジョニー・レアが制しました。私は例によって、イタリアのLa7のHPで
見ていたのですが、私の盟友のファブリッツィオ・カリアのインタビューに
にこやかに答えるホンダヨーロッパのカルロ・フィオラーニの言葉が実に
印象的でした。

全開の区間が70%というエンジンに非常にタフなサーキットであり、
ライダーの度胸がタイムにまともに反映される場所で果たしてどんなバトルが
繰り広げられるのか、メインストレートから一コーナーへの侵入と最終ラップで
集団で戦った時にパラボリカでのつばぜり合いがどんなものになるのか
今から楽しみです。

モンツァには美しいファンタジィと醜いリアリティが宿っています。

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