この日のアッセンのチケット代金は高くないなぁと思わせるレース2でした。
レース1も凄いバトルでしたが、このレース2も激しく、ハードなレースと
なりました。

トップ6が中盤になっても、一つのカメラに収まるレースというのは見ている方は
楽しく、やっている方はしんどい戦いですね。実に見ていて面白いレースでした。

レース1で自らのミスで交代したレオン・ハスラムがスタートダッシュを決めて
トップグループで走り、アプリリアアリタリアで初めてSBKで表彰台を奪った
レオン・キャミアが優勝争いをする。そして、ジョニー・レアがドッグファイト
をしながらしっかりとトップ争いでレースを冷静にマネージメントし、トーズラ
ンドも輝きを取り戻して自信を持って走るというイギリスのレースファンに
とっては実に楽しいレースとなりました。

残念ながらキャミアは転んでしまい、残り数周といったところからレアが抜け出して
逃げにかかり、見事にリードを奪ってソノママチェッカーとなり、見事な
ダブルウィンを決めました。

二位にはレオン・ハスラム。三位にはトーズランドが入り、見事な復活レースと
なりました。

以下、ビアッジのアプリリアアリタリア、コーサーのBMW。チェカのアルテア
ドゥカティ、バインのアルテアドゥカティ、ノイキルフナーのもう一台の
テンカーテホンダ、チャウスのBMWというトップテンでした。

ここからテンカーテホンダのレコンキスタが始まったのか。英国の逆襲が
スタートしたのかと思わせるオランダラウンドでした。

レアの速さがこのカテゴリーで本物なのかはモンツァで判断したいと思っています。

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