先ほど、解禁になったイタリアのLa7の映像とコメンタリーで見ていましたが、
素晴らしいレースでしたね。本命、対抗、伏兵がドッグファイトを展開。
本当に今年のSBKは何人のウィナーが生まれるのだろうかと思わせる素晴らしい
レースでした。
http://www.la7.tv/programmi/sbk/

勝ったのはジョニー・レアのテンカーテホンダでした。ジョニーのとっては
イギリスではかつて三レース開催されたシーズンもあったのですが、現在は
様々な要因が重なり一レース。そうなるとイギリス人が来やすいオランダに
多くのイギリスのパスポートを持ったファンがやってくるアッセンというのは
準地元であり、チームにとってホームサーキットである場所でポールポジションを
奪い、激しいレースをしっかりとまとめて、ラストスパートでリードを
築き上げての初優勝。これは本人にとってもチームにとっても、ホンダにとっても
大きな勝利でしたね。

La7の放送ではレース後、ファブリッツィオ・カリアがテンカーテホンダの
ピットに行き、ホンダヨーロッパのカルロ・フィオラーニにインタビューして
いました。ここまでの序盤戦でホンダのライダーにいいところが見られない
レースが続き、色々と失った失地を回復するために手を加えてきたらしいの
ですが、それが正しいことを証明できたと話していたのが印象的でした。

まぁ、やられてばかりではいけないと思うのは当然で、それがチームの地元で
あり、ライダーにとってもマシンにとっても難しいサーキットであるアッセンで
実ったのは今後のホンダライダーにとって非常にいい材料でしょう。

レース中盤から見事な攻撃的な走りを見せたトーズランドのステリィルガルダ
ヤマハが二位。そして、覚醒した感のあるアリタリアアプリリアのレオン・
キャミアが初めての表彰台。これにはアプリリア陣営も満足の成績でした。

アンテアドゥカティのカルロス・チェカが四位。一時はトップを走行したが
タイヤの性能低下に後半は攻めるより守りのレースとなったコーサーの
BMWが五位。ビアッジのもう一台のアプリリアが六位。後半我慢の走りを
余儀なくされたシュムルツのドゥカティが七位。クラッチロー、シェーン・バイン
と続き、芳賀のゼロックスドゥカティが十位という成績でした。

まぁ、ワークスドゥカティは苦しいレースとなったレース1でした。

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