フェッテルが勝てるであろうレースをマシントラブルで失ったときに
しっかりとタイヤ交換、ピット戦略、難しい路面状況での高いレベルの
ラップタイムなど勝つために必要なことをしたチームとドライバーが
勝ちました。

ウィナーはバトン。これはドライバーとチームの勝利に対する欲望と冷静な
計算と高いレベルのテクニックのトリニティだったでしょう。

そんなウィナーを生んだレースでしたが、同時にもう一人主人公がいました。

二位のロベルト・クビツァですが、操っているマシンはルノー。
彼のマシンの戦闘力からすると、フェッラーリ、レッドブル、マクラーレン、
メルセデスの前を走るというのは信じられないことでした。

その信じられないことを荒れたレースでチャンスをものにして、二位表彰台を
確実にして、しっかりとモノにしたクビツァはまさしくこのレースの主人公で
あり続けました。

ウィナーはバトン。しかし、メルボルンのヒーローはクビツァでした。

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