銀行や投資家という人たちが動きを止めたら、何も始まらなくなるし、
動きが止まってしまいます。そういうことというのは今の世の中で珍しく
ないのでしょうが、それが世界格式のレースで起きるとなると、影響は
かなり大きいものがあります。
ハンガリーの報道を見ていると、今季のバラトンリンクというサーキットの
完成はなるのか。あるいは、仮に完成しても、維持管理ができるのだろうかと
思ってしまいますね。
http://www.econews.hu/pages/shownews.aspx?id=883126&page=0&menuid=803ffe0e-e00d-4836-acc9-ae0cb2842431&lang=ENG

かつて、日本でサーキットの建築、開場が続いた時期がありました。
大分のオートポリス、北海道の十勝などでサーキットができましたが、
スポーツ走行での収入、レース開催での入場料獲得、看板スポンサー
やレース開催時での広告収入でサーキット経営は成り立つのでしょうが、
それが減少していき、バブルもはじけて、関係団体、自治体のサポートが
なく、苦しい経営となってしまいました。

どうもガボール・タルマッチの人気に乗じて計画されたバラトンリンク
ですが、銀行やスポンサーが手を引いてしまっては、計画を具現化でき
ないだろうし、国内選手権の充実やスポーツ走行を考えている一般ライダー、
ドライバーの参加数をどれだけ増やせるかどうか考えるとサーキット完成後の
状況も気になります。

果たして、ハンガリーGPがどうなるのか。サーキットはどういうことになるのか
気になる私です。

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