TBSラジオの『アクセス』の終了は本当に残念に思いますね。
リスナーの人気が高く、聴取率調査でもトップの数字を獲っているのに
終わってしまう。そこで思ったのが、ラジオ日本でやっていたミッキー安川
さんの番組です。

あの押し出しの強く、とんがった番組をやっていたミッキー安川さんの番組には
多くのファンもいましたが、受け付けない人の中でアンチも生みました。

そこで、結構苦情の電話や投書があったらしいのですが、ミッキー安川さん
がスポンサーを持ってきて成立していた番組なので、ラジオ局やスポンサーに
いくら文句を言っても、その文句が番組打倒に働かないということになって
いました。

ある意味、番組を作る人が強力なスポンサーを持ってきて、やりたいことを
やる。やりたいことに理解を示す企業がいるという形でないとラジオ番組が
成立しないのかなと思ったりする私です。

少し前に私が書いた文章で、テレビ東京が東京12チャンネルだった時代に
広告代金が安くて、一社提供の番組が多かった時代に大正製薬の社長が演歌
大好きで製作費や出演料などしっかり出すからクオリティの高い番組を作って
欲しいということで『演歌の花道』が作られて多くの熱狂的で固定的なファン
を獲得したように、あるいは、日産の社長が時代劇ファンで、土曜の夜九時と
いう時間帯でお金をしっかり出して『大江戸捜査網』という番組が成立したよ
うに『アクセス』にビッグスポンサーがいて欲しかった。あるいは番組関係者
がミッキー安川氏のようにスポンサーを引っ張ってきてくれたらよかったのに
と思った私でした。

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