『アバター』については、その映像の凄さを感じて、色々と書いていたり、
語ったりする人がいます。今回は私は作品のテーマ性について感じたことを
書いてみます。

作品を観て思ったのは、果たして、いわゆるインディアンと呼ばれる、アメリカ
先住民の方々、アメリカという国に国全体を蹂躙されたベトナムの人たち、
ソ連という国に抑えつけられながら、反抗し、その反抗を軍事力で制圧された
ハンガリー動乱、プラハの春を経験したハンガリー人、チェコ人、スロバキア人
の皆さんは『アバター』をどう思ったのかなというものです。

巨大な軍事力によって、自らのアイデンティティを粉砕されて、妥協を
しながら生きなければいけなかった歴史を持つ人たちというのは何をあの作品
に感じたのか気になった私です。

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