TBSラジオの『アクセス』という優良な番組が終了することになり、
改めて思うのはテレビ東京の長く続いて番組ですね。

日産の社長が時代劇のファンで、土曜の21時台の枠を買い取り、しっかりと
した予算を与え、制作する側にも出演する側にも、能力のある人を抑えて
できた作品があの『大江戸捜査網』でした。

すでに書きましたが、大正製薬の社長が演歌が大好きで日曜の22時からの
30分枠を抑えて、東京12チャンネル時代から立派なセットと出演者を抑えて
あのテレビ東京に演歌の映像資料を数多く残すことができ、多くの演歌ファンに
支持されたのが『演歌の花道』でした。

社長のわがままというか、道楽から企画書が生まれて、制作体制が組まれ、
番組が作られ、それが長年視聴者に支持されて、放送されてきたのが上記の
番組でした。

テレビ東京だからしがらみがない(あるいは少ない)からこそできたことであり、
当時の株主の発言力や社長の権力の強さだから成立したことだとは思いますが、
現在の世の中でもIT系の社長が我の強さと勢いとパワーでやりたいことを
やっているところは感じます。

その中の一つがTBSと因縁のある、楽天というのは、何とも言えないものが
ありますけどね。

『アクセス』のゲスト出演していた堀江貴文は思い切ったお金を使う人だと
思っていたのですが、今の彼には『アクセス』をスポンサードするような
ことが考えられない環境なのでしょう。

『アクセス』リスナーが求める正義のヒーローやヒロインになり、味方と
消費者を得るチャンスだと思うのですが、そこに価値を見出していない人や企業
が多いのかなと思う私です。

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