わが愛しの『アクセス』が終了になるという衝撃の決定をまだ消化できないでいます。
あの番組を何らかの形で続けられないものだろうか。雑誌の例やスポーツと
スポンサーの関係などを思い出しながら、考えたりします。

雑誌の例で言うと、ゴング格闘技という雑誌が日本スポーツ出版がまずい状況に
なってしまい、発行が不可能になった時、スタッフはイーストプレス社が発行元
に発行することになりました。

雑誌の発行元は変わったものの、内容やスタッフはほぼ同じカラーで格闘技を
愛する読者にほぼ、中断がない状況で届けられました。

彼らの雑誌に対する愛やいい意味での執着と読者の熱狂的な支持が同じ雑誌を
続けるエネルギーやパワーになりました。

私はオートバイの世界選手権の片隅にいる人間なので、お金のかかるスポーツに
どうやってスポンサードしていくのかというところで、色々なライダーを
見てきました。

かつて新垣敏之というライダーがオートバイの世界選手権の500ccに参戦する
時に法人のスポンサー、ビッグスポンサーが見つからず、個人スポンサーに
活路を求め、一人一万円を一口として、出資者の名前をマシンに載せるという
形で資金を集めて世界選手権で出走していました。

『ゴング格闘技』の発行継続、新垣敏之の方法論など、移植するなり、アレンジ
するなりして、『アクセス』が続けるようなあり方は模索できなかったのかな
と思っている私です。もちろん、一番いいのはTBSがあの番組を継続できる
ビッグスポンサーやいくつかのスポンサーを獲得できるのが最良なんですが。

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