TBSラジオ人気番組『アクセス』の終了はスポンサーの不在なのか、何か他の意図があるのか。

どうも、『アクセス』終了の衝撃が私の体の体内と脳みそに滞留しています。
同じような気持ちのアクセスリスナーは多いと思います。
果たして、何が理由なのか、なぜ、続けられないのか、考えています。

私も二度ほど電話で出演することができた（10月5日のスポーツ選手の引き際
の回、2月11日のバンクーバー五輪のキャスターにタレント起用に肯定か否定か
の回）ので特別な思いがあります。

まぁ、すべての生命体に誕生があれば、死亡もあるのでしょうが、今の時代状況
だけにこのような番組が必要だと思います。

考えられるのはスポンサーの不在でしょう。
あの番組にスポンサードする企業があっていいと思うのですが、私が住んでいる
名古屋で放送しているCBCラジオで流れるのは番組の宣伝ばかりです。

スポンサーがいないとビジネスとして成立しないので、番組がなくなってしま
うのは仕方ないと思う一方で、あの番組の方向性や内容にある種の危うさを感
じて、スポンサー獲得しやすい方向の番組を立ち上げようとした人がTBSラジオ
の内部にいたのかなという推察もできます。

かつて、テレビ東京には『演歌の花道』という番組がありました。
これは大正製薬の一社提供だったのですが、当時の大正製薬の社長が
演歌が大好きでテレビ東京にお金を提供し、じっくりと良質の番組を
作るようにリクエストしてできた大正製薬の社長の道楽というかわがまま
でできた番組でした。

今の時代ではAMラジオの全国放送の夜の時間帯にスポンサードすることの
意義や目的などを持ちにくいのだろうか、一企業の社長の道楽を株主が
許さないのだろうかなどと思ってしまう私です。