ドイツメーカーの積極的なレース活動が目立ちます。
スーパーバイク世界選手権のサテライトチームの参戦。ドイツ、フランスでの
スーパーバイククラスでの出走。世界耐久選手権へのワークス体制でのエントリー
といった動きともリンクしてくるのでしょう。そして、若くて元気のいい
ライダーを近い将来に向けて育てるといった意味合いもあるのでしょう。
BMWイタリアの思いや企業としての方向性が絡み合い、ストック1000選手権に
イタリア人の若手ライダー二人で参加することになりました。
http://www.motocorse.com/news/superbike/25986_Stock_1000_Badovini_e_Beretta_in_pista_con_la_Bmw_Italia.php

アイルトン・バドビーニとダニエーレ・べレッタの二人がドイツ製リッターバイク
を駆ることになりました。
バドビーニは日本のレースファンにはあまりなじみないかも知れませんが、
私は評価をしています。

彼はまだ若いのですが、重いバイクでの経験もかなりあります。
MV agusstaで走り、さらにkawasakiでの経験もあります。
その彼が果たしてBMWでどんな走りを見せるのか楽しみですね。

もちろん、今季の活躍次第で道が開けてくることでしょう。
コーサーとチャウスの二人はライダー生命の最後が近付いてきています。
チームとしては、若くて元気があって、速さを持つライダーを求めるのは
当然です。

色々な思惑と希望と現実が重なり、絡み合って、若い彼らのシーズンが
始まろうとしています。来週はスペインでテストです。

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