初年度はライダーとして、そして、マネージャーとしてスーパースポートを
戦い、そして、スーパーバイクで表彰台を占めるチームまで上昇してきた
チームスティギーですが、いよいよ終わりを迎えようとしています。
オフィシャリーな発表はありませんが、イタリア、英国のメディアがスウェーデン
のチームの終わりを告げています。
http://www.gpone.com/news/News.asp?NNews=6064
http://www.crash.net/world+superbikes/news/155307/1/stiggy_honda_confirms_demise.html

私はあのチームが好きでした。この私のブログでも紹介したことがありました。
彼の一年目にインタビューしたこともありましたが、実にモチベーションと
情熱にあふれるチャレンジに向かっていく姿が印象的でした。
http://yasumarzo.diarynote.jp/200504280255090000/

そして、チームが拡大して、スーパーバイクに参戦するということになり
どうなるのか、期待と不安を持ちながら見ていましたが、成績的には
成功したと思いましたが、そこに経済危機が襲いました。

ロベルト・ロルフォを降ろし、モンスターエナジーの支援を受けている
ジョン・ホプキンスを乗せ、状況が好転するかと思いましたが、
一時的に落ち着くだけで、再び苦しい状況に陥りました。

すでにイタリアのチームにホンダのリッターバイクは売却しました。

苦しみの中から立ち上がるには難しい状況で、あきらめなければいけない
局面になったようです。

果たして彼がどんな形でレースの世界に残ってくれるのか、気になる私です。

カテゴリーは違いますが、ピーター・クリフォードはレッドブルヤマハの栄光から
スポンサーロゴが乏しいマシンで世界の列強に戦いを挑み、そして、今は
ジュニアカテゴリーでレースの世界に残っています。

栄光と挫折の中でモノを教える立場になって、これから世界を目指す人に
色々なことを教えることができるのがクリフォードなんですが、ひょっとしたら
いいモデルケースになるかもしれません。

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