インドのニューデリーからアメリカに渡り、練習を重ね、ジュニアの
グランドスラム大会を制し、フューチャーズレベル、チャレンジャーレベル
を戦い、いくつかの小規模大会のタイトルも得たユーキ・バンブリーには
大きな可能性を感じます。

スマッシュで書いているフローラン・ダバディ、フォトグラファーのJET田中、
イタリア人ジャーナリストのダニエーレ・マラファリーナ、チェコ人で同じ
ジュニアのカテゴリーで戦っていたパベル・リスカ。
この四人はバンブリーのプレイに高い評価を与えています。

私の彼らの考えに同意しますね。昨年の大阪スーパージュニアで彼のプレイを
見たのですが、実にコートを有効に使う頭の良さを感じました。

また、試合後に彼と話したのですが、彼の言葉から洞察能力の高さ、
判断力の正しさを感じることができました。

すでにジュニアレベルでトップレベルの才能を証明して、プロの下部レベルで
勝っておくべき試合をしっかり勝ちきってランキングを上げてきた彼には
スタープレイヤー、トッププレイヤーのジュニアからプロプレイヤーのレベル
への移行期のたどってきた道筋が重なります。

テニスプレイヤーですから、壊れる可能性もありますが、彼の能力や実力には
未来の美しい姿が想像できます。

彼が来シーズン、トッププレイヤーを叩き、ツアー大会を制し、ランクを
挙げてもそれはサプライズではありません。

錦織圭が200位台のランクでありながら、ジェームズ・ブレイクを破った
時のような驚きを感じることがニューデリー出身のプレイヤーから
感じることがあるような気がします。

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