スズキのスーパースポートで走って後、チームの活動休止のあおりを
受けて、テンカーテでホンダの600で走った後に走る場所を探していた
彼が選んだ場所はドイツでした。

一部で業界的に評判の高い彼がワークスバイクを走らせるとどうなるのか。
かなり気になりますね。

ライダーの能力はあるが、マシンやチームの戦闘力に問題があって、速く走れない
という人がいます。
その中の一人がクリスチャン・リンドルムだったりするのですが、どうも
同じようなにおいをベネマンから感じていました。

何度か激戦のスーパースポートでいい走りをして、表彰台にも立った。
しかし、中団グループでの走りをすることも少なくなかった。

スズキの600というマシンで走れる限界。急ごしらえのテンカーテの600
でのライディングなどといったところから能力があるが、その能力を発揮
できないという印象が彼にはついて回ります。

その彼が競争力のあるマシン、チームでどれだけやれるのか気になりながらも
いいパッケージで走れないところにクリスチャン・リンドルムに似たところを
感じていましたが、ベネマンは来年ドイツのスーパーバイククラスでBMWを
走らせることになりました。

チームメイトは同じくドイツ人のダエメン。ドイツ選手権には日本のメーカー
プラスKTMとBMW,プラスドゥカティも出てくることでしょう。

タイトルの本命はディフェンディングチャンピオンのトイフェルト。
そして、ホンダを走らせるムジェリッジといったところでしょう。
彼らを相手に果たしてベネマンが真価を発揮するのか気になるところです。

コメント