素晴らしい決勝になる予感が有明のセンターコートに横溢していましたが、
残念な結果になりました。

トップテンプレイヤーのうち九人が集まり、凄まじいつぶし合いの一週間の
最後はやはり、ある意味ツアーの過酷さを証明する結果になりました。

ヤンコビッチとシャラポワという戦いになったのですが、ヤンコビッチの
動きがよく、先にブレイクしたのがセルビア人の方でした。

しかし、ロシア人もディフェンスのリズムがつかめるようになり、強力な
サービスを決め始めると、試合の流れを呼び込みました。

さぁ、これからどんな激しいバトルになるのかなと思っていたところで
ヤンコビッチはトレーナーを呼んで、手当を見てもらったところで、
あきらめました。

まぁ、ある意味今のツアーを現象化したようなシーンでしたね。
無理して戦うと今後に響いてしまうと考えたプレイヤーと
怪我から戻ってきたプレイヤーの決勝というのは過酷なツアー環境から
出てくる事象でしょう。

とても残念な結果でしたが、この悲しみから何かを感じることは無駄なことでは
ないと思います。

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