スプリントの世界格式のレースはありませんが、フランスのマニクールでは
ボルドー24時間レースがあります。

木曜日からフリープラクティスが始まりましたね。
まぁ、北川圭一の引退以降、日本では世界耐久選手権への関心が薄れていますが、
やはり伝統のあるレースでフランス人にとっては特別なイベントですね。
また、暑すぎない時期でのレースということで観客にとっても見やすいことでしょう。

先週はドイツでスーパーバイク世界選手権があり、今週はボルドー24時間が
あって、この二大会連続で出場しているライダーもいますが、これはタフな
二週間になりますね。
マシュー・ラグリーブは日曜日のスーパーバイクのドイツのニュルブルクリンク
で戦い、木曜日にはマニクールでフリープラクティスですからね。
また、業界的に付き合いのあるメーカーやエンジニアの皆様も同じような
行程を組んでいるわけで大変だと思います。

その大変さというものを乗り越えて勝った時には素晴らしいエクスタシーを
感じるのですが、スプリントにはない難しさが耐久には存在します。
さて、今年はどんなレースになるのでしょうか。
昨年はダビデ・チェカが優勝して、喜んでいたピレリのエンジニアの姿が
印象的でした。
単なるライダーとサプライヤーと違って、皆が集中して24時間戦わないと
勝てないのが耐久レースです。

短距離の100メートルとフルマラソンに違った面白さと難しさが存在するように
レースにもスプリントと耐久にも異なる楽しみと大変さがあります。

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