マックス・ビアッジとアプリリアの鮮やかな勝利を見ながら、いろいろなことを
感じました。

イタリア人がイタリアのメーカーで日本の大メーカーやドイツメーカーを
打ち破りレースに勝利することの意味というのは日本人が想像するより
大きなものがあります。

そのアプリリアの勝利した時にMotoGPはレースが開かれていました。

業界的な立ち位置や仕事の優先度でレース関係者、メーカーの首脳陣は
行く場所を決めるのでしょうが、ジャンピエロ・サッキはMotoGP
ではなく、チェコの第二の都市から二十キロほどのサーキットで
ヴェネツィアのメーカーの4気筒のリッターバイクによる勝利を
喜んでいました。

同様にルイージ・ダリィンニャもその場にいました。

レース専用車両で行われるレースではなく、市販バイクであり、利幅が大きく、
サーキットとレースの距離が近いスーパーバイクの方で彼らの開発した
リッターバイクがイタリア人のライダーであり、今だに強い人気のある
ビアッジで勝ったことは大きな意味がありました。

サッキとダリィンニャもMotoGPではなく、SBKの現場にいたころで見えること、
想像できることは数多くあります。
日本のもてぎにも彼らは現れずに、同じ週に開催されたオランダのアッセンに
行っていましたしね。

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