ちょっと前の女子ゴルフが長期低落傾向にあった時に、状況を一変させたのが
若くて、元気で、実力を伴った若いプレイヤーでした。彼女達の登場で地上波
放送の分量も分厚くなり、スポンサーも付いたりして、上昇ムードに包まれました。時代を変えるのは終りが見えてきているプレイヤーではなくて、未来を
感じさせてくれる若くて、資本家が喜ぶ将来性と実力と明るく若いプレイヤー
ですね。

錦織圭より上の年代で多少、世界で戦える可能性のあるプレイヤーはいます。
しかし、錦織のように一気にブレイクしているようにランクをアップできずに
います。

そんなプレイヤーにかける期待には、まだチャレンジャーやフューチャーズ
レベルで戦っている現状に対する不満も混ざっているように思います。

錦織より年齢的に下で、若くて、元気で、見た目もいいプレイヤーがランキング
をアップさせてくれるプレイヤーを日本のテニス関係者、マスコミ関係者は
求めていることでしょう。

そんななか、テニスマガジンもt.tennisも守屋宏紀のインタビューを載せました。

まったく、希望を感じさせないプレイヤーにインタビューをすることはないでしょう。
そして、何かの可能性を感じさせてくれるから彼のプレイヤーとしてのメンタリティ
に迫ろうとしているのでしょう。

日本のテニスマスコミは守屋を選んで、彼の成長によって、何かを得ようとしている
ような気がします。

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