プロレスリングノアの新人事が発表になりました。
社長が田上明。そして、副社長に丸藤正道が就任しました。

このあたりの人事というのは三沢社長の未亡人の意向と社内の政治的要素。
レスラーとしての実力と経営者としての能力。そして、いろいろな思惑が重なって
されたのだと思います。

まぁ、日本のプロレス団体、日本の組織の形態の中で二十代で副社長になるという
のはサプライズでしょうね。

ほんの数年前まで、女子ゴルフの状況がやばい時期がありました。

そこに若くて、かわいくて、元気があって、実力を持ったプレイヤーが
出現して、地上波放送の増加、スポンサーの参入などで一気に暗さを
ふっ飛ばしました。

亡くなった三沢光晴は社長業をしながら、現役のレスラーとしてリングに
戦い続けましたが、経営者三沢光晴としては、女子ゴルフの関係者がスター
ゴルファーを待ち続けて、その期待に応えるゴルファーが出てきて、喜んだよ
うに若くて、元気で、能力の高いファイターに出てきて欲しい。そして、
知名度や実力で観客動員につながってほしいと考えていたことでしょう。

丸藤が考えている経営的なアイデアやファイターとしての実力が彼を
二十代最後の歳に大手プロレス団体の取締役副社長に就かせたのでしょう。
それは三沢未亡人の考えが色濃く反映されているのでしょうが、それは
三沢光晴が考えていたことを実現したかったが、生前できなかったことのように
思います。




コメント