世界ナンバーワン車いすテニスプレイヤーの国枝の進化と深化はとまりません。
いつものようにハードにボールを叩き、走りまわり、勝利を重ねました。

というわけで決勝進出です。

プロ宣言をしてパリに乗り込み、色々な意味で背負うものと失うものが
大きくなった国枝ですが、勝つこと。勝ち続けることを信じてプレイをする
彼には一回戦、二回戦レベルで対抗できるプレイヤーはいませんでした。

難なく勝利を重ねて、決勝のコートに立ちます。

大学職員からプロフェッショナルテニスプレイヤーに変わり、状況は当然
変化しましたが、彼の勝利に対する執念や大きな欲望は変わりません。
彼はパリに勝ちにやってきました。

さて、彼の静かな微笑みの裏にはどくどくましいまでの勝利に対する欲望が
あふれています。
天使と悪魔の顔を持ち、普段はいい人だがコートに立つと相手を叩きのめす
ためにすべての武器を使って試合を支配しようとする彼が求めるのは
新しいタイトルです。

その彼の新しい勲章を手にする場面をわくわくしながら、待つことにしましょう。

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