多くの名古屋の西側に住んでいる人間にとって、三重テレビは容易に
見ることができるテレビ局です。

まぁ、津とか四日市から電波が飛ぶとなると、障害物がないわけで、
名古屋の中川区、中村区、港区などの住民にとっては三重テレビは
簡単に見ることができます。

三重テレビという局はUHF局なので、郵政側からは県域局として免許が
交付されています。
しかしながら、前述の理由からかなりの名古屋人が見ることができますね。

そんなわけで、中部地方の局である、東海テレビがドラゴンズ戦の放映権を
持っていても、放送枠の関係で放送できなかった場合、三重テレビに譲渡する
ことが結構ある。

三重テレビ側もスポンサーも付きやすく、安定した視聴率が計算できる
ドラゴンズ戦を中継するのは大いにメリットがある。

そんなわけで、中日球場の時代から三重テレビのドラゴンズ戦に
東海テレビのアナウンサー、東海ラジオの解説者で放送することは
よくありました。

そんな状況に加えて、この時期は交流戦です。

埼玉西武ライオンズ対中日ドラゴンズのニ試合をたまテレが制作し、
その映像を三重テレビがネット受けで放送する。

さらに、千葉テレビの千葉ロッテマリーンズのドラゴンズ戦を
三重テレビが放送する。

これは、ある意味独立U局のフットワークの軽さや横のつながりや
経済的欲求や番組制作能力の低さで時間枠があることや、地上波で
試合を見たい視聴者の思いが重なって可能になったのでしょうが、
ある意味スポンサー獲得や視聴率を得るための大きな武器になっていると
思います。

三重テレビの内的状況と外的環境が生み出した長時間のドラゴンズ戦の
中継はキラーコンテンツになっていると思います。



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