イタリアでのカワサキのMotoGP撤退報道。そして、プラマックドゥカティの
不透明な未来。果たして、レース専用車体による最高峰クラスの近未来が不安
や不規則性に囲まれる中、週明けに各コンストラクターが集まります。

七日の浜松でチーム関係者の会議が行われます。色々な思惑と願望が入り乱れる
会議になることは間違いないのでしょうが、その中でレース専用車両に
よる未来の存続を願っているのはチームを問わないことでしょう。

しかしながら、状況が厳しいのは間違いありません。
そして、今のMotoGPがかかる費用の大きさというのはあのクラスが創設
されて以来、とんでもないインフレになり、レース業界の人間の願望や
希望だけでは成立しないことになっているのは間違いない事実です。

スーパーバイク世界選手権は日本メーカーの多くがワークス体制での参戦を
辞めてしまった時期にかなりまずい状況になりました。しかしながら、そこから
大変な努力や辛抱を重ねながら、中小チームの参戦に対して道を用意しながら
悪い状況からの脱却を図り、多くのチーム関係者がそれを支持し、多数の
部品メーカーやメディア関係者がサポートを行い、悪い時期を脱却し、来年は
七つのメーカーによる世界選手権へと変貌しました。

MotoGPとSBKには重なる部分と離れている部分とが数多くあります。
果たして、MotoGPが七日以降どんな変化を見せるのでしょうか。
興味深く見守りたいと思います。

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