私のことをリミネーゼジャッポネーゼと呼ぶレース業界関係者は多くいます。
実際、業界人に『例のリミネーゼジャッポネーゼはチェコのチームで何やら
手伝っている』という時は私がチェコのレーシングチームでチームマネージャー
のヨゼフ・クビシェックやチーフエンジニアのイリ・ラトルとうだうだ話している
時のことを指します。

そんなチェコのチームにリミニのライダーが加わります。

チームは4ストバイクの経験があり、世界選手権で走ったことのあるライダーを
求め、ライダーは勝てるバイクと世界格式のレースを参戦した歴史を持つ
チームを必要とした。

彼らの間で話し合いがもたれたのは当然の帰結でした。

そして、先週の19日、公式発表がなされました。

マッシモ・ロッコリは来年のシーズンをkl intermoto hondaでスーパー
スポート世界選手権を戦うことになりました。

マシンは当然ホンダのcbr600です。

まだ、各パーツメーカーに関する話は不透明ですが、これはかなり興味深い
ライダー&チームのコンビネーションになります。

すでにロッコリはイタリア選手権のスーパースポートクラスを三度制しており、
世界選手権での優勝の経験もあります。

そして、KL intermotoは世界選手権に参戦して、経験を持っていますし、
ホンダとの関係も良好です。

このイタリアのリミニのライダーとチェコのフラデッツクラローベのチームの
コンビは他のライダーやチームにとって厄介なライバルとなる可能性を秘めて
います。

さて、来年何を見せてくれるのか、何をしてくれるのか、楽しみですね。

まずは来年のスペインでの彼らのテストの模様をチェックしたいと思っています。

お楽しみはこれからだ。

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