今日の最大にして最悪のニュースはやはりこの福井社長による
記者会見でのF1撤退のアナウンスメントでしょう。

ホンダのいう企業にとって、歴史的にも非常にF1をやるということは
重要視されていたはずです。

そして、F1の持つ意味というのが技術的にも営業的にも大きかったのは
間違いありません。

しかし、そんなホンダという会社でも、昨今の経営環境から考えると
F1をやるには適していないと判断し、今回の決定に至りました。

そして、この決定に関してもう一点驚いたのが、エンジンサプライヤー
としても関わらないというものでした。

世界中のファンがご存じのように、80年代のホンダはエンジンサプライヤー
として素晴らしい成績を残してきました。

そして、フェッラーリのように車もエンジンも製造する形でない参戦の
仕方で成功してきました。

自社で車体もエンジンも作る形での参戦に難しさが出てきたとしたら、
エンジンの供給のみの形での出走もあり得るのではないかと考えていましたが
それを福井氏は否定しました。

これはかなり、多くの関係者にとってもショックなのではないでしょうか。

そして、ことはF1だけに限らずに、コストの掛かり過ぎるカテゴリーに関しても
撤退なり縮小を考えているようです。

エクレストーンとエスペラータ氏の二人は相当考えなければいけないことが
多いと思います。

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