ATPツアークラスでは目立った成績を上げていない添田ですが、
チャレンジャークラスの大会では結果を残してきた日本のナンバーツーが
快進撃を続けています。
先週の慶応チャレンジャー準優勝に続いて、豊田の新設チャレンジャーの35Kを
決勝に残り、二週連続ファイナリスト。そして、今週は新設のこの大会を制し
ました。

これで、トップ100がかなり近づいてきました。そして、OZオープンの
ダイレクトインがかなり現実味を帯びてきました。

ジュニアのいいところまでいったプレイヤーがプロツアーを周り始める時に
すんなり勝ち上がれる人もいれば、苦しむ人もいます。
10Kクラスで簡単に勝てるが、25Kや50Kで壁にぶち当たる人もいます。

錦織が18歳というジュニア大会で戦っていてもおかしくない時にプロ転向し、
勝ち味を覚えてから鮮やかに一気にランクを上昇させたのですが、
添田はちょっと時間がかかったなぁという気がします。
そして、かなり自信も持つようになったと思うのですが、果たして、
これが本物かというと、私はまだ判断に苦しみます。

自分より下位ランカーに取りこぼさずにシードを守って最終日にコートに
立つことは立派ですが、トップ100プレイヤーを相手にどれだけできるのか、
これがランキングを上げていくには当然必要となってきますが、彼の
ジャイアントキリングをまだ見ていない。

添田の実力が本物か、あるいは違うのか。チャレンジャーレベルではなく
年を越えてからのATPレベルでどれだけやるのかで判断したいと考えています。

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