若くて元気が良くて、かわいくて、実力があるプレイヤーが出てきて
大きな地殻変動が起こるのは歴史上明白です。
ちょっと前まで女子ゴルフがかなりやばかったのですが、そんな状態から
テレビ映えする実力のあるプレイヤーの登場で一気に状況が変わりました。
そんなことが男子テニスに関しては錦織の登場によって変化が起きました。
では女子テニスはどうなるのでしょうか。

さて、そこで奈良くるみの浜名湖の25Kの優勝がどういった意味を持つのか。
日本のジュニアのナンバーワンプレイヤーでまだまだ将来が楽しみな彼女が
着実な成長を続けていますが、その彼女が勝っておきたい大会で優勝しました。

若いプレイヤー同士の戦いとなった決勝戦をストレートセットで勝ちましたが、
これが彼女のジャンプアップの最初の一歩になったのだろうか。
それはしばらくしたら明らかに真実になるのでしょうが、問題はこの大会が
砂入り人工芝で行われたことです。

まぁ、多くのプレイヤーがこの日本で非常にポピュラーなサーフェースについて
批判性を持って語っていますが、その一方でイバノビッチやウィックマイヤーの
様にこのサーフェースでもしっかり勝ってポイントを稼いで世界への一歩を
踏み出したのも事実。何が何でもポイントと考えて、日本まで来て、しっかりと
勝って世界へ飛び出したのがセルビア人やベルギー人のプレイヤーでした。

果たして、奈良くるみは輝けるのか。楽しみにしたいと思います。

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