日本人は錦織圭が出場していたストックホルムのことばかり考えていたのでしょうが、
ATPはほかに二大会ありました。その二つの大会でキャリア初優勝のプレイヤー
が生まれました。

ウィーンのBAトロフィーではペッツシュナーが予選を戦い抜いて、本戦に入り
ヴァウリンカ、モヤなどを下して決勝進出。そして、モンフィスをストレート
セットで打ち破っての優勝。

今季のツアーでの予選突破者の優勝はデルレイビーチの錦織圭、ジル・シモンの
カサブランカに次いで三人目というレコードとなりました。

これで彼はトップ100入り。この勝ち上がり方というのは破壊力と勢いを
感じさせますね。ドイツのテニスフリークにとっては大きな一勝だったと
思われます。ハースとコールシュライバーの後を襲うプレイヤーの出現と
なるのか、単なるフロックとラックの一週間だったのか見守りたいと思います。

モスクワのクレムリンカップではクニツィンがサフィンを破っての
初優勝。ウラジオストック育ちの彼は『テニスがうまいのはサフィンの
方だが今日のウィナーは僕だった。』そう振り返っていました。

まぁ、相当戦術と足を使った勝利だったのでしょう。

ドイツとロシアからまた新しいヒーローが生まれ、ツアーはうねりを生み出し
ながら、マドリッドに向かいます。

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