予選は今一つかなと思っていましたが、それは何が何でも勝ちにいくのではなく
タイトルを獲るためにリスクはしょわないということの表れでした。
しっかりと必要なことをやりとげて、勝てるチャンスはしっかりとものにして
タイトルを獲得しました。

まぁ、ポイント争いの余裕がそうさせたのでしょうが、ヴァレンティーノ
は目先の勝利よりもタイトルのことを考えてレースウィークを過ごしたのでしょう。

しかしながら勝てるチャンスが来たら、しっかりものにするのは勝負師たる
ところですね。周りの状況を把握し、これはモノにできると感じた時に
ペースの上げ下げを行い勝利したというのは彼の経験と能力の発露だと
思います。

これで八度目のタイトルになりました。
そして、ブリヂストンタイヤを選ぶという彼のギャンブルも成功に終わりました。
ヤマハにとってもうれしい勝利でしょう。ぺーザロではお祭り騒ぎ。
イタリア人も日曜の朝の早起きというのはこれで苦ではない作業だと
感じたはずです。

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