北京オリンピックが始まってすぐに世界を震撼させた
オセチアをめぐるロシアとグルジアの紛争はグルジア人に
暗い影を落としています。

わが友ウバルド・スカナガッタのブログを読んでいたら、
グルジア人が帰国することや棄権することを考えている
記事がありました。

http://www.blogquotidiani.net/tennis/?p=2340

電話は通じることなく、自国メディアには触れることができずに
読んだり見たりできるのは米国やロシアといった大国の
メディアのみ。彼らの不安は深いものでしょう。

そして、早く帰りたいと考えている人の気持ちは痛いほど
わかります。

その一方で、四年に一回の五輪に選手生命を賭けてきた
プレイヤーが北京にとどまりベストを尽くしたいと
思っている人もいます。

最終的な決定はまだされていませんが、参加を継続にするにしても
帰国を決めるにしても厳しさや苦さを有するものになります。

とにかく彼らにとって満足できる発表がされるのを見守るしか
ない。なんだか苦々しさでいっぱいです。

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