ジャンピエロ・サッキの親父さんがブルノのパドックに
来ていました。

この時期に彼がMotoGPではなく、SBKのパドックに現れるという
のは、来年以降の話し合いをフラミーニ兄弟やピレリの
ジョルジョ・バルビエールといった人たちと大枠から細かい部分
に関しての話をするのは間違いないでしょう。

同時にライダーラインナップについて考えているのも当然の
ことでしょう。

サッキがビアッジと話し合いをしているというのは、お互いが
求めていることのすり合わせのような気がします。

ドゥカティもビアッジ(同時にシェーン・バインとクリス・
ヴァーミューレン、ニコロ・カネパなども)と話をしている
ようですが、いったいどうなるのでしょうか。

個人的にはスズキSBKでいきなり速かったビアッジというのは
加賀山という優れた開発能力のあるライダーがあってこそ
と思うし、アプリリアの250に関しても、マルチェリーノ・ルッキ
というテスターの存在と当時の首脳陣のエースライダーへの
人的、物的資本の一点集中主義が作り出した産物だと思って
います。

アプリリアがSBK一年目にピーター・ゴダードを選び、
開発していきながら競争力を高めたことがありましたが、
そのときのチームの現場レベルでの指揮官はジャーコモ・
グイドッティでした。その彼は現在、アルスタースズキにいます。

アプリリアが何をどうするのか、誰に何をさせるのか、
気になるところです。

さて、サッキの次の一手は何でしょうか。
デルビジレラでバートルと宇井というカードを有効に使った
チームマネージャーがどんな戦略をSBKの世界で描くのか楽しみです。

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