先週、アプリリアはブルノで来季出走を考えているRSV1000
を走らせました。テストライダーのアレックス・ホフマンは
マシンの進化とテストライディングをエンジョイし、納得
していたようです。

日本のメーカープラスドゥカティという勢力図をある時期
突き崩したのがアプリリアのRSVミッレでした。
ウィットーベンの能力とイバーノ・ベッジョ氏の情熱、
コーサーやラコニといったライダーの才能とジャーコモ・
グイドッティと彼の一派の現場での対応能力が美しく
甲高いアプリリアサウンドを勝利の音として奏でていました。

そんなアプリリアが当時とは違ったレーシングチームと
人員で再び参戦してくるのは私にとって喜ばしいニュース
です。

では、初めて参戦するBMWはどういった参戦プログラムを
組んでいるのでしょうか。現場のオペレーションは
アルファテクニックが担当する。ライダーの一人はルーベン・
チャウスで決定した。もう一人のライダーと開発テスト
の日程はどうなるのか。

心配と同時に、あれほどのメーカーが出てくるときには
計算や計画があっての決定だと思います。今後のドイツ
メーカーの動きが気になります。

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