ラファエル・ナダルの敗戦は足の具合によるところが
大きいのでしょうが、遠因はタイトなスケジュールでしょう。
そのあたりをこのプレイヤーはポストマッチインタビューで
ぶちまけていました。

昨年のモナコの時もそうでしたが、クレイコート軽視というか
アメリカのハードコートシーズン重視というのが、世界を飛び回り
ながら戦っている連中はリアルに感じるのでしょう。
今年でいうとフロリダが一週ずれたのが、あきらかに戦う
プレイヤーに明らかに影響が出ている。それがローマでの
ナダルであったり、彼以外のプレイヤーのリタイヤにつながって
いると思います。

ナダル自身はATPのトップと話すにしても、実るがないもので
時間の無駄と話しています。まぁ、これは実際昨年のモナコで
リアルに感じたのでしょう。

プレイヤーだけでなく、多くのテニスファンで、ツアー環境や
カレンダーのことまで考えて見たり考えたりしているマニア性の
強いファンは優れたプレイヤーがいいコンディションで戦える
のを楽しみにしているわけで、プレイヤーだけでなく、ATPは
世論を(それもスペイン語圏や英語圏だけでなく)敵に回している
気がします。

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