ブランクがあって、年齢的にも若くない。かつての世界の
トッププレイヤーが戻ってきてチャレンジャーレベルの大会に
出ても、そんなに簡単に勝てないだろうと思っていたのですが
ジュニアの成長株も大会第一シードも破って、昨日は第三
シードも下して決勝まで駆け上がってしまいました。

まぁ、本人の技術力、体力、精神力といったいろいろな力が
高いレベルで融合して、すばらしいショットを生み出して
成績に結びついているのでしょうが、それを許してしまって
いる現況はいかがなものかと思いますね。

今の中村藍子の立場だったら、確実に勝っておかなければ
いけない試合でした。それを落としてしまっていることという
のは何かが足りないのでしょう。

伊達が復帰するにあたって、日本のテニスに刺激を与えたい
と口にしていましたが、刺激というより毒だったり衝撃を
与えている気がします。まぁ、毒にも薬にもならないことより
副作用もあると思いますが、強烈な一撃なり一発といった
ものをぶち込んだほうが多くの日本のプレイヤーがイマジネーション
を働かせて頭も体も動かすことになるでしょう。

伊達の狙いは鮮やかに結果と成果をもたらしていると思います。

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