ミッシェル・ファブリッツィオがスズキのリッターバイクで
ストック1000選手権を制したときのシーズンというのは
ランツィがドゥカティで競り合い、ヴィッツィエッロが
ヤマハR1で戦いを挑んだ面白いシーズンだったのですが、
今季のFIMカップストック1000選手権も面白いことになっています。

何せヤマハ陣営がコルティにピッロ。ドゥカティがロバーツ。
ホンダがベルジェがいて、カワサキにティベリオ。
カワサキに昨年覚醒した感のあるバイオッコ。そして、
スズキがジュリアーノ。

スーパースポートやスーパーバイクで走るには単に走る
だけでない特殊な才能なり、必要不可欠な環境が欠けていたため
ストック1000選手権で走ることになったのでしょうが、
このラインナップは美しい現在と無限大の未来の二つを
感じさせてくれます。

彼らの中から未来のスターが出てくるのは間違いない。
そんな彼らに日本のレースファンが測定可能な舞台に
出てきて走ってほしい。

鈴鹿八耐に出場を考えていながら、リッターバイクを
速く走らせる安くて元気のいいライダーを求めつつ
まだ決定に至っていないチーム関係者の方々は
彼らのことを考えてもいいと思います。

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