フェデラーエクスプレスが途中停車していました。
停車駅はエストリルサーキット。MotoGPのポルトガルGPの
観戦に来ていました。仲のいいヴァレンティーノ・ロッシ
と再会を喜んだり、レースを見ながらリラックスした週末を
送っていたようでした。

まぁ、フェデラーとロッシというのは友達同士であり、世界の
頂上に行く苦しみと王座を守るつらさを分かり合える友人で
あり、いろいろと会えば話も弾むのでしょう。
彼のクレイコートシーズンの始まりが今週のエストリル
オープンということもあってサーキットに出かけていたようでした。

そんな彼ですが、レースを見ていて『私はテニスプレイヤーで
よかった。バイクのレースは私には怖すぎるよ』と話して
いました。

そんなフェデラーエクスプレスはサーキットという名前の
駅で途中停車をしてから、再び走り始めます。
そして、そのスイス人の隣には新しいコーチがつきます。

すでに映像で確認した人も多いと思いますが、ホセ・ヒゲラス
が彼を教えることになりました。この80年代のクレイコート
スペシャリストとの関係がクレイシーズンに特化したものなのか
あるいは長い付き合いを前提としたものなのか不透明ですが
クレイコートシーズンが始まる前にこうして関係を始めると
いうのは彼が新しい冒険なりを考えていることを反映している
のでしょう。

世界中のテニスプレイヤーの多くがフェデラーのことを強いが
倒せない敵ではないと考えるようになっている現状と
ロランギャロを制したいという欲望が彼に決断を迫らせたの
でしょうが、このフェデラー&ヒゲラス体制が何を生み出すのか
楽しみに見守りたいと思います。

フェデラーエクスプレスの途中停車は終わりました。今週の
エストリルに向けて発進しました。ポルトガルで何が生まれる
のか、何が壊れるのか楽しみです。

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