スーパーバイク世界選手権オーストラリアラウンド パジェッレ
2008年3月3日 スポーツSBK
トロイ・ベイリス 10
『ここを走るのは最後だろう。』そう語ったツータイムス
ワールドチャンピオンのおそらく最後のフィリップアイランド
での走りはアンタッチャブルでアンビータブルなものだった。
土曜日に転んでしまい、ひじを痛めたのと、マシンを傷つけた
こと以外はパーフェクトな週末を過ごしたトロイ。
あのスズキで沼田の代役としてフィリップアイランドを
競争力の乏しいスズキ250で走った時と変わらないスタイルと
変わった立ち位置を見せつけての母国のダブル。
トロイ・コーサー 8
R1とピレリタイヤのマッチングに苦しみながらもベイリスに
立ち向かったファイター。ベストがだめならセカンドベストを
考える彼のハートの熱さとヘッドのクールさがよく見えた
オーストラリアの彼であった。
ミッシェル・ファブリッツィオ 8
スーパーポールでの一発。レース1でのアクシデントに
見舞われながらも赤旗後のレースに臨んでドゥカティ移籍後
初の表彰台をもぎ取ったメンタルの強さは見事。
カルロス・チェカ 8
シーズン前のテストはなく、ほとんどぶっつけ本番で
シーズンに入ったにも関わらず、CBR1000を表彰台に導いた
彼の腕はさび付いていないものであるし、戦う気持ちが成績に
結びついたものだった。
フォンシ・ニエト 8
スズキのいいところをしっかり認識して有効に活用した
スペイン人。カタールはフロックでないこととライダーとしての
成長を見せてくれた。
ルーベン・チャウス 8
レースを盛り上げてくれたライダーの一人。ただ、あと
一つ表彰台に届くには何かアイテムが足りなかった。
マックス・ノイキルフナー 7
常に前を狙う気持ちの強さと現状に満足できないいい意味
での欲の強さが目に見えるドイツ人はフィリップアイランドでも
快走。
マックス・ビアッジ 4
悪いスパイラルに入ってしまったときのローマ人の典型的な
レーシングウィークエンド。戦うハートは熱くてもいいけれど
冷静に計算する頭は冷えてないといけないのはわかっているけれ
ど頭脳がオーバーヒートしてしまったかのようなリタイヤ劇。
カワサキ 3
あのラコニと玉田があのポジションでしか走れないという
のはマシンが悪いからでしょう。ヨーロッパラウンドでの反撃
に期待。
SS
アンドリュー・ピット 9
冷静な走りと戦略。最終ラップの攻防は手に汗を握るもの
であったが、自分の武器が何かを知っていて、きちんとやるべき
ことをしてつかんだ勝利。
ジョシュ・ブルックス 9
攻めるときにしっかり攻めて、守る時にがっちり守りながら
最終ラップの攻防まで持ち込んだのは見事だったが、何かが足りなかった。
まぁ、それがコーナーの脱出スピードだったのか、持っている
道具を出し切る戦術だったのか、何が何でも前に出るという
魂だったのかは本人が一番知っていることだろう。
ロビン・ハームス 9
しっかりとレースを組み立てたハームスであったが、また
しても初優勝は遠かった。よくやったと思える反面、宿題も
出てきたレースであった。
ファビアン・フォレ 7
いつものようにスタートに遅れ(スティーブ・マーティンは
ヤマハのクラッチには何か問題があるのではないかと考えて
いるようであるが)レース序盤で挽回し、優勝もありえたレース
であったが、勝ちたいという気持ちが珍しく空回りしてしまった。
いつものファビアンでない姿をレース終盤に見せたオーストラリア
であった。
ギャリー・マッコイ 8
予選17番手スタートから信頼性に難のあるトライアンフ
に鞭打ってトップグループに絡んできたのは見事の一語。
他のトライアンフユーザーとの力量の違いが際立った日曜の
午後であった。garry is back!! ヴァレンシアが楽しみだ。
ただし、マシンが壊れなければの話だが。
トロイ・ベイリス 10
『ここを走るのは最後だろう。』そう語ったツータイムス
ワールドチャンピオンのおそらく最後のフィリップアイランド
での走りはアンタッチャブルでアンビータブルなものだった。
土曜日に転んでしまい、ひじを痛めたのと、マシンを傷つけた
こと以外はパーフェクトな週末を過ごしたトロイ。
あのスズキで沼田の代役としてフィリップアイランドを
競争力の乏しいスズキ250で走った時と変わらないスタイルと
変わった立ち位置を見せつけての母国のダブル。
トロイ・コーサー 8
R1とピレリタイヤのマッチングに苦しみながらもベイリスに
立ち向かったファイター。ベストがだめならセカンドベストを
考える彼のハートの熱さとヘッドのクールさがよく見えた
オーストラリアの彼であった。
ミッシェル・ファブリッツィオ 8
スーパーポールでの一発。レース1でのアクシデントに
見舞われながらも赤旗後のレースに臨んでドゥカティ移籍後
初の表彰台をもぎ取ったメンタルの強さは見事。
カルロス・チェカ 8
シーズン前のテストはなく、ほとんどぶっつけ本番で
シーズンに入ったにも関わらず、CBR1000を表彰台に導いた
彼の腕はさび付いていないものであるし、戦う気持ちが成績に
結びついたものだった。
フォンシ・ニエト 8
スズキのいいところをしっかり認識して有効に活用した
スペイン人。カタールはフロックでないこととライダーとしての
成長を見せてくれた。
ルーベン・チャウス 8
レースを盛り上げてくれたライダーの一人。ただ、あと
一つ表彰台に届くには何かアイテムが足りなかった。
マックス・ノイキルフナー 7
常に前を狙う気持ちの強さと現状に満足できないいい意味
での欲の強さが目に見えるドイツ人はフィリップアイランドでも
快走。
マックス・ビアッジ 4
悪いスパイラルに入ってしまったときのローマ人の典型的な
レーシングウィークエンド。戦うハートは熱くてもいいけれど
冷静に計算する頭は冷えてないといけないのはわかっているけれ
ど頭脳がオーバーヒートしてしまったかのようなリタイヤ劇。
カワサキ 3
あのラコニと玉田があのポジションでしか走れないという
のはマシンが悪いからでしょう。ヨーロッパラウンドでの反撃
に期待。
SS
アンドリュー・ピット 9
冷静な走りと戦略。最終ラップの攻防は手に汗を握るもの
であったが、自分の武器が何かを知っていて、きちんとやるべき
ことをしてつかんだ勝利。
ジョシュ・ブルックス 9
攻めるときにしっかり攻めて、守る時にがっちり守りながら
最終ラップの攻防まで持ち込んだのは見事だったが、何かが足りなかった。
まぁ、それがコーナーの脱出スピードだったのか、持っている
道具を出し切る戦術だったのか、何が何でも前に出るという
魂だったのかは本人が一番知っていることだろう。
ロビン・ハームス 9
しっかりとレースを組み立てたハームスであったが、また
しても初優勝は遠かった。よくやったと思える反面、宿題も
出てきたレースであった。
ファビアン・フォレ 7
いつものようにスタートに遅れ(スティーブ・マーティンは
ヤマハのクラッチには何か問題があるのではないかと考えて
いるようであるが)レース序盤で挽回し、優勝もありえたレース
であったが、勝ちたいという気持ちが珍しく空回りしてしまった。
いつものファビアンでない姿をレース終盤に見せたオーストラリア
であった。
ギャリー・マッコイ 8
予選17番手スタートから信頼性に難のあるトライアンフ
に鞭打ってトップグループに絡んできたのは見事の一語。
他のトライアンフユーザーとの力量の違いが際立った日曜の
午後であった。garry is back!! ヴァレンシアが楽しみだ。
ただし、マシンが壊れなければの話だが。
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