ITFから今年のテニスの世界チャンピオンが発表になりました。男子がフェデラー、女子がエナンアルデンヌ。そして、私
が思うに日本人がITFから世界チャンピオンとして初めて
表彰されます。車イステニスの男子は国枝慎吾です。

男子シングルス ロジャー・フェデラー
女子シングルス ジュスティンヌ・エナンアルデンヌ

男子ダブルスペア ブライアン兄弟
女子ダブルスペア ブラック&フーバー

少年シングルス リカルダス・べランキス(リトアニア)
少女シングルス ウルスズーラ・ラドワンスカ(ポーランド)

車イス男子シングルス 国枝慎吾
車イス女子シングルス エスター・フェルゲール

ロジャーは必要とされる高いレベルアップを果たしてゲーム
をして、こうやって世界一になれたことを誇りに思うと語り、
ジュスティヌはnothing is impossibleと心に決めて戦った
と話し、同時にまだ私のベストにテニスに到達していないと
語っていました。(こんなスピーチにスポンサーに対する
配慮を欠かさない彼女は偉い)

本当に世界チャンピオンというのは欲張りだし、目標地点が
高い連中ばかりですね。

未来のナンバーワンプレイヤーになれるのかなれないのかは
わからないが可能性は持っている少年と少女のシングルス
チャンピオンはリトアニアとポーランドのパスポートを
持っています。テニスがワールドワイドになり、旧共産圏でも
いままでそれほど目立ったプレイヤーが出てこなかったところから
未来の芽が出てきていることを感じさせます。

そして、男子車イスプレイヤーが国枝慎吾ですね。
この人も世界の頂上にたどり着いた人なのでとんでもない
欲張りな人ですし、あきらめが悪いし、負けず嫌いなの
でしょうが、ある意味日本人を超越した彼が日本の
パスポートを持って世界を周って獲得した栄冠というのは
素晴らしいものだと思います。

彼が求めるものはどんなものなのでしょうか。
フェデラーのように高いレベルの技術を有して、それを
抱きながらナンバーワンの座を防衛するものなのか、
エナンアルデンヌのようにnothing is impossible
と考えて、高いレベルのプレイの理想に向かっていくものなのか。

追いかける立場から追われる立場の彼らの欲望と野望に
満ち溢れたシーズンはもうすぐ始まります。テニスは本当に
シーズンオフが短いなぁ。

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