来週はラジオの

2007年12月7日 日常
ここ名古屋ではラジオ局がNHKを除いてパブリシティに
懸命になっています。来週は○○ウィークなんていいながら
客受けのいい企画を立てていますが、ようは聴取率調査の週
でプレゼントとかリクエストに答えて数字を取ろうとして
いるわけです。

テレビの場合、ビデオリサーチという会社がモニター世帯に
機械を置いて、視聴率を計測し、それを毎日数値化しています。
ところがラジオの場合はこれはできません。まぁ、移動中に
車の中でラジオを聴くという人がリスナー人口の中において
多数派なわけで家になるラジカセに聴取率調査用の計測装置
をつけても意味がないですからね。

でもって、ラジオというのはかなり習慣性の強いものだと
思います。プレゼントが豪華だからといって急に他局に
変えることはまれなわけで、私がラジオを聴く状況下だと
ウィークデーの午前はAMのCBCで午後はFM愛知を聞くことが
多い。プログラムが今ひとつだなと思った時にはレストーク
モアミュージックのradio-iを聞くという感じですね。

これは私に限らず、大体の人が特定の局をずっとチューニング
していて、よそを聞いていたところから他に移る可能性は
かなり低い気がします。

まぁ、そう考えると、ずっと特定の番組、局を聴いてくれている
リスナーに向けてのプレゼントなんだろうなと思いますね。
色々な豪華企画というのは。

昔、ビートたけしさんはオールナイトニッポンで聴取率調査
用の豪華ゲストとかプレゼントの告知などをやると、却って
しゃべる時間が少なくなってファンに対して本来のトークを
提供できないといって文句を言っていたことがありましたが、
それが言えるのは放送業界においてかなりの位置にいないと
言えないことだと思います。正論であっても。

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