ギャリー・マッコイというライダーを確保し、スーパースポート
世界選手権に参入するトライアンフの競争力はいかほどなのだろうか。

ほぼ、スタンダードな状態で走行テストに臨んだカタールでの
テスト。ギャリー・マッコイのベストタイムは四番手でした。

1 Parkes - Yamaha YZF R6 - Yamaha Motor WSS - 2’01.9
2 Foret - Yamaha YZF R6 - Yamaha Motor WSS - 2’02.5
3 Pitt - Honda CBR600RR - Hannspree Ten Kate Honda - 2’03.0
4 McCoy - Triumph 675 - Triumph-SC - 2’03.5
5 Young - Triumph 675 - Triumph-SC - 2’06.5
(www.worldsbk.com発表によるタイム)

これは初乗りとしては上々のタイムでしょうし、これからの
伸びしろを考えると、日本の四メーカープラスドゥカティに
とっては侮れない存在になることでしょう。

今回のテストではトライアンフは二台のマシンのみでしたが、
ここにイタリアの違うチームから二人が参戦します。
多くのメーカーにとって、とりわけヨーロッパで売れている
スーパースポートのカテゴリーのバイクによる選手権は
日本人が考えている以上に大きな意味を持ちます。
トライアンフの挑戦が果たしてどんな地殻変動を起こすのか。
そして、キングオブスライドは目覚めるのか楽しみにしたいと
思っています。

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