このブログで何度も指摘していますが、カルロ・フィオラーニ
というローマ人のビアッジに対する評価は高く、MotoGPで
ホンダ系チームのシートがなければSBKでなんとかチャンスを
与えられないだろうかと考えています。

トーズランドがいなくなり、テンカーテのラインナップも
正式決定を見た。となると、ホンダのリッターバイクで
ビアッジを走らせるとなるとどこになるのかというと
チョイスの幅は狭くなってきます。

アンテアホンダ、DFXTREAMといったあたりですね。

また、イギリスのドゥカティ系のチームで走るという話は
すでに私が報じたとおりですが、ここに来て、ボルチャーニ
のチームでチャウスとタッグを組んでドゥカティを走らせる
なんて話がイタリア系メディアから出てきています。

これらのチームのどこかでビアッジが走らないとなると
昨年のようにスーパーモタードを趣味で走りながら浪人と
いうことになりそうです。

私が気にしているもう一人のライダーのバロスには
PSG1カワサキの話がありますが、一説には金額の欲しい額と
渡せる額の差が激しすぎるということもありますし、また、
カワサキのバイクの競争力のなさからバロスが乗り気ではないと
いう話も伝わってきています。

今季、GPを走っていた玉田にはPSG1カワサキとDFXTREAM
の話があるようですが、まだ交渉中であり、成り行きが注目
されます。

今季、アグスタでFIMカップSTK1000選手権とイタリア選手権の
STK1000選手権を走らせていたアイルトン・バドヴィーニですが
PSG1カワサキとの話がまとまりました。しかし、これが
サンマリノのカワサキチームにすんなり収まるかというと
どうもことは流動的で、チームペデルチーニにリースでカワサキ
の旧型マシンを走らせることになりそうです。

ヤクブ・シュムルツですが、チームグアンダリーニでドゥカティ
を走らせるようです。このチームはイタリア選手権を長年
ドゥカティで参戦しているチームですが、世界に乗り込んで
くることになりました。

このチームの顔役とも言えるノリーノ・ブリーニョラは
イタリア選手権を戦いながら、イタリアでのレースをワイルド
カード参戦という形になりそうです。

BMWですが、来季は開発の年になります。チームアルファテクニック
と契約を結び、マシンをBMWが用意して、運営に関しては
アルファテクニックが担当する形での参戦が決定的です。
ライダーには噂に上がっているのはアレックス・ホフマン。
マシンの仕上がり具合によっては、いくつかのドイツと
その隣国あたりで行われるレースにスポット参戦があるかも
しれません。ドイツ選手権で出走もあり得ると思います。

アプリリアはすでにテストを開始、雨の中の立ち入りを制限して
ヴァレンシアでのテストを行いました。ライダーは未定ですが
イタリア人で4ストの重いバイクの経験があるライダーという
ことになるでしょう。あるいはかつてのピーター・ゴダード
のような開発能力の高い解析能力の優れたライダーであるなら
パスポートは関係ないのでしょうが。

KTMについては動きが出てきていませんが、興味を抱いているのは
間違いないでしょう。MVアグスタに関してはお金次第だと思います。

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