ここ最近、テニスの世界の八百長疑惑について話題になって
ATPなどが厳しく事の次第をかんがえていたところ、サンクト
ペテルブルグでダビデンコのプレイを厳しくジャッジしました。

ダビデンコ対チリッチの試合。6−1で先制したのがダビデンコ。
第二セットもリードを奪い2−0からこのロシア人は崩れ始め
ます。

2ゲームのうちに何と7つのダブルフォルト。アンパイアが
抱いていた疑惑は確信に変わります。

負けようとしてこういったプレイになったのか、単純に
崩れていったのかは私は判断する立場にありませんが、
ATPが八百長問題に厳しく接している結果、こういったことに
なり、ダビデンコは試合も落とし、さらに罰金を払うこと
になりました。

イタリア人ジャーナリストのリーノ・トンマージ氏は
八百長かどうかを判断するのは難しいとしながらも
テニス界では昔から故意の敗退行為は存在したのではないか
と指摘しています。

古くは92年のミラノでアガシがラセックに6−1,6−2で
簡単に負けたのはラスベガスにさっさと帰りたかったのでは
ないか。

また、ウィンブルドンにおけるアーサーズ対ボランドリの
試合も例にあげています。

http://www.blogquotidiani.net/tennis/?p=1059

古くからあったことなら根が深く、最近おき始めたことなら
スポーツベティングやマフィアとの関係性に目を光らせなければ
いけないというATPやテニス関係者の考えが今回のダビデンコ
に対する処分につながっていると思います。

コメント