マックスはどこへ

2007年10月18日
マックス・ビアッジが来季アルスタースズキでは走らないことを
発表しました。コロナビールというメガスポンサーを失った
フランシス・バッタ氏にとっては重大な損失だと思いますが、
このことが来季にどうつながるか気になります。

すでにアルスタースズキはドイツ人のマックス・ノイキルフナー
との契約を発表しています。フランスで初めてワークスマシンを
駆ることになり(メーカー直系チームの最新型という意味において)
実に印象的な走りを見せたこのドイツ人がどれだけの光輝く
のか気になるところです。

明るい未来があり、ドイツというメーカーのマーケットとして
重要な国から出てきた世界選手権のライダーであり、ライダー
としての評価も高いノイキルフナーを安い値段で抑えることが
できた。

そして、もう一人経験があり、現在のスターライダーの
ビアッジはキープできなかったのは様々なファクターが絡み
あってのことですが、どういうことになるのか気になります。

ビアッジにはSBKでホンダのマシンを走らせるという話
があり(少し前までのファブリッツィオといい、ビアッジ
といいホンダイタリアのローマ人びいきはカンパニリズモの
国ならではですが)このあたりの交渉も進むことでしょう。

ひょっとしたらロルフォがまだアンテアホンダと契約できない
でいるのはSBKかSSという話以外にもビアッジの動向
の影響を受けるということもある気がします

また、GSEドゥカティが世界選手権に出る話が頓挫したため
マシン供給の配分が変わってきたドゥカティがどこかのチーム
にビアッジのマシンを供給するなんてこともありえる話です。

GPに目を向けるとグレシーニホンダという話もありますしね。

ビアッジの近い未来の行方が気になる私です。

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