WTAツアーのモスクワはディメンティエーバが制しました。
一方気になっていたのがバンコクの方ですが、これが
ペンネッタの優勝。QFがピアー、SFをV.ウィリアムスを
破っての決勝進出。そして、見事な優勝となりました。

彼女にとっては05年のアカプルコ以来の勝利で通産四勝目。
今年の春先にはトップ100から陥落してしまうのではないか
と思えるような危機的な状況があったのですが、そんな状況も
手首の古傷も、カルロス・モヤとの別れも今から考えると
何だかこのアジア三連戦の鮮やかな復活劇の序曲に思えるほど
です。

私とペンネッタというのは、会えばうだうだ話をするような
仲なので、この彼女の復活というのはすごくうれしいですね。
今のテニス界というのは競争が厳しく(現在発売中のテニス
クラシックで私の盟友の山岡新が指摘していますが)一度
ランクを落としてから戻ってくるというのは相当ハードな
作業ですが、それをやって再びトップを目指そうとしています。

彼女がチャレンジャートーナメントレベルで戦っていたときに
彼女のあきらめの悪さと闘争心というのをまともに見ていましたが
それを正しい方向で出すことができて好成績につながって
いる気がする私です。

おめでとう。フラビア!!

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