テンカーテホンダが来季のラインナップを発表しました。

イェローカラーからウィンストンカラー。そして、ハンスプレー
のスポンサードになり、年を追うごとにチームの規模も大きく
なってきたオランダのチームは来年、何と五台のマシンを
走らせます。

SBKが何と三台。

 カルロス・チェカ、清成龍一、ケナン・ソフオグル

SSが二台

 ジョナサン・レア、アンドリュー・ピット

何とも豪華なラインナップですね。ライダーチャンピオンシップ
もコンストラクターチャンピオンシップもこの二クラス全て制覇
できるのではないかと思えるのですが、違う目線だと勝てる
ライダーが揃っているので、ポイントがばらついて、他の
メーカーやチームが一点集中で体制を整えるとどうなるのか
ということも考えてしまいます。

他のチームに目を移すと、チームRGは今年ヤマハの600の
マシンでSSを戦っていましたが、来季はSBKをニュードゥカティ
でやることになりました。

ライダーはロレンツォ・ランツィで決定です。イタリア選手権を
やるかどうかは未定です。

このチームRGでSSを走っていたジャンルカ・ヴィッツィエッロ
ですが、長年乗っていたヤマハのマシンからホンダ系のチーム
へ移ります。カテゴリーはSSでチームはバリーレーシング。
イタリア選手権でカワサキのマシンで活動していたチームですが
メーカーを変えて、ヴィッツィエッロを迎えて世界選手権に
出てきます。

元世界王者のセバスチャン・シャーペンティエですが、
引退を決意しました。アンテアホンダ入りが噂されていた
このフランス人ですが、マニクールの最終戦で勇気ある決断を
下しました。

まだ発表にいたっていませんが、アンテアホンダはジャンルカ・
ナンネッリの加入が決定的ですが、もう一人がどうなるのかは
シャーペンティエの引退表明で不透明になりました。

ロベルト・ロルフォはアンテアホンダでSBKという話が濃厚
なのですが、600をやるという話もあり、決定までまだ
時間が必要な情勢になっています。

トライアンフがチームカラッキとジョイントしてSSに出てきます
が、ライダーの発表はまだありません。今週末ムジェッロで
イタリア選手権の最終戦があるのですが、このイタリア選手権の
SSクラスでダニエーレ・べギーニとイヴァン・クレメンティが
トライアンフで走ることになっています。ひょっとしたら
フィレンツェ郊外のサーキットで報道関係者が集まる場所で
発表があるかもしれません。

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