来年の契約もまとまり、タイトルに集中できている芳賀。
来季の話し合いが本人の金銭的感覚とチームの現時点での
タイトルスポンサーの不在という流動的なところもあり、
サインしていないビアッジ。
この二人を相手にリードを保ちながらイタリアのヴァッレルンガ
でタイトルを決めきれなかったトーズランド。
追いかけるヤマハの日本人ライダー、スズキのイタリア人
そして、ホンダのイギリス人のタイトルの行方は。

勝つしかない追いかける芳賀とビアッジ。ノーポイントを
避けながら、できうる限りの最良の成績を残したい
トーズランド。予選、スーパーポールで元気だったのが
トーズランド。土曜日の午後に満足感でいっぱいのポール
獲得。二番手に今回怪我の加賀山の代役で最新型スズキを
走らせるノイキルフナーが入り、三番手にコーサー。
四番手に芳賀。ビアッジは六番手であった。

霧のためにタイムスケジュールが乱れたフランスのマニクール。
個人的には十月のこの時期にマニクールでレースをやるというのは
疑義をはさみたくなるのだが、その私の意見が反映されるような
天候でスケジュールの再プログラミングの末、SBKのレース1の
レース開始時刻となった。

レース直後にランツィのハイサイドがあり、あおりを食うライダー
のリストの中にトーズランドが。

何が起きたのかわからずにとにかく勝利に向けて走る芳賀。
それを追いかけたのがベイリスとコーサー、そして、
今週末切れた走りをしているノイキルフナー。

しかしながら芳賀が元世界チャンピオンとこれからが期待される
ドイツ人を抑えて優勝。トーズランドは七位で何とかフィニッシュ。
このレースでのタイトル決定はなく、最終戦の最終レースでの
タイトル決定ということになった。

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