MVアグスタとカール・フォガティは今年の春に発表していた
スーパーバイク世界選手権の08年の参戦プロジェクトの
中止を発表しました。

まぁ、イタリアの小さなメーカーの予算は限られていて、
そして、カール・フォガティにはペトロナスが手を引いてから
スポンサーがない状態。手を尽くして金策とスポンサーの確保
に動いたのでしょうが、万策尽き果てたという感じですね。

このアグスタの参戦中止という話は先週のMotoGPのもてぎで
実はカルロ・ペルナットの親父さんから聞かされていまして、
そうなってしまう可能性も高いのだろうなと思っていたのですが
実際、オフィシャリーに当事者から発表があり、とても
残念な気持ちでいっぱいです。私はルーカ・スカッサには
恩もありますしね。

その一方、BMWがパリで09年からのシーズンのスーパーバイク
世界選手権の参戦計画を発表しました。

ライダーや体制については、これから詰めていくことになる
ので、そのことについてのアナウンスメントはなかったのですが
ドイツ人になるのか、開発能力のあるライダーになるのか、
発表を待ちたいと思います。

MotoGPが参戦、および開発コストが高いことに加えて、
125と250の未来に関して、衝突があり、KTMとアプリリア
がスーパーバイクという、マーケットとサーキットの距離感が
近く、利幅の大きいモデルをたたき台に行われるレースの方に
興味が移っている。そして、かなり参戦を考えているという
昨今です。新たなニュースを待ちたいと思います。

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