ヤマハがテストコースとして使用して、彼らにとっては地元で
のレース。テストの回数の多さがアドバンテージとなって
強みを見せるの、あるいはファンや関係者の期待の大きさが
プレッシャーとなってしまうのか注目のレース。

テンカーテホンダの現、新の両チャンピオン二人とヤマハ
SSPのパークスがスタートダッシュを決める。
ソフオグルとシャーペンティエ、そしてパークスが集団を
形成し、優勝争いを展開。

このまま三人での優勝争いになるかと思いきや、シャーペン
ティエはタイヤチョイスのギャンブルに出ていて、それが
レース中盤から凶の方に出てきて、ペースダウン。
トップ争いから離れてしまう。

優勝争いはソフオグルとパークスの戦いになったが、
残り三周でパークスがペースアップ。勝利に向けて走る。

ソフオグルもついていくが、最後はパークスが振り切り
チームの地元で優勝となった。

二位にはソフオグル。彼の在住するドイツで友人達を前に
表彰台に立った。

三位は? シャーペンティエはペースを落としつつ何とか
三位の座を防衛しようとしたが、彼のタイヤが根をあげて
ペースダウンを余儀なくされた。その彼をパスしていったのが
この週末好調だったマシュー・ラグリーブのホンダCBRである。

KLチェコインターモトチームは今季、あまりいいところがなかった
のだが、チームの本拠地に近いここドイツでラグリーブの
勇敢な走りで快走。中団グループを抜け出し、シャーペンティエ
に迫り、テンカーテホンダのマシンを抜いて、何と三位を
奪取。シャーペンティエ攻略に時間がかかり優勝争いには
絡めなかったものの、ライダーのラグリーブ、チームのKL
チェコインターモトにとって初の表彰台をチェコの隣国のドイツでマークした。

四位には大健闘のジョーンズが入り、五位にヒルがR6を
走らせてフィニッシュ。以下、ダビデ・チェカ、ロッコリ、
ラスコルツと続きタイヤをなだめながらシャーペンティエが
九位。べネマンのスズキが10位というトップテンであった。

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