かつて、全日本選手権の250ccクラスでスズキのマシンを
駆って二連覇し、世界グランプリでも走っていた沼田憲保が
岡山でタイヤテスト中にコントロールを失い、お亡くなりに
なりました。

観客の立場として彼の元気だったころの加藤や宇川との
バトルを見ていたり、関係者の立場として、スーパースポートの
オファーを出したりと立ち位置は違いましたが、サーキットと
いう磁場で彼の走りを見て、喜んだり、考えたりしたことが
多かったので、正直、このニュースを目にして激しく動揺
してしまいました。

スズキの250で世界に行ったときに、オランダ人がサスペンション
メーカーを変えなければもっと速かったのにとか、モレナーと
スズキの関係が良好だったら、彼は苦しまなくて済んだのに
とか、できることなら彼にヤマハR6でドニントンパークを
走って欲しかったとか色々な思いがあります。

今はとにかく故人の冥福を祈ります。

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